野球が上手くなるかどうかは、「スキル」だけでは決まりません。どれだけ技術を磨いても、身体が追いつかなければ、必ず限界が来ます。
BTA式フィジカルトレーニングの教科書は、
- なぜフィジカルが必要なのか
- 自分に何が足りないのか
- どう積み上げればいいのか
- どうプレーにつなげるのか
- どう最後に勝つのか
を、体系的に整理した実践ガイドであり、全7万字以上で解説しています。
感覚ではなく、構造で理解する。努力を、結果につながる努力に変える。そのための7章構成です。
一度で読み切ることは難しいと思うので、ぜひ何回も読んで習得していただきたいと思います。
第1章
なぜ野球にフィジカルトレーニングが必要なのか

― スキルだけでは、なぜ頭打ちになるのか ―
多くの選手が「技術を増やせば上達する」と考えています。しかし実際には、球速や打球速度が伸び悩む原因の多くは“技術”ではなく“身体の限界”にあります。本章では、野球は「スキル×フィジカル」で成立していることを明確にし、フィジカルが技術を支える土台である理由を整理します。努力が結果につながらない原因を構造的に理解したい選手・指導者に、最初に読んでほしい章です。
第2章
フィジカルの課題

― あなたに足りないものは何? ―
フィジカルトレーニングが伸び悩む最大の原因は、「自分に何が足りないか分からないまま鍛えていること」です。本章では、フィジカルの課題を3タイプに整理し、さらに5つの構成要素(ストレングス・パワー・安定性・モビリティ・持久性)から自分の弱点を見極める方法を解説します。遠回りをやめ、今やるべきトレーニングを明確にしたい選手に読んでほしい章です。
第3章
フィジカルをゼロから鍛え直す

― 土台トレーニングと全体設計の考え方 ―
トレーニングが伸びない原因の多くは、「順番」と「時期」を無視していることにあります。本章では、BTAの基本設計である「準備 → 蓄積 → 変換 → 実現 → リロード」の5フェーズを軸に、トレーニングを“点”ではなく“流れ”で考える方法を解説します。今どの段階にいるのかを見極め、無駄なく積み上げたい選手・指導者に必読の章です。
第4章
プレーを意識した身体づくり

― 鍛えたフィジカルを、野球動作に変換する ―
フィジカルトレーニングをしても、球速や打球が変わらない理由は「変換」ができていないからです。本章では、地面反力・連動・姿勢安定という野球動作の共通要素を整理し、ポジション別にフィジカルがどう使われるのかを解説します。鍛えた力を実際のプレーにつなげたい選手にとって、最も実践的な章です。
第5章
ケガに負けない強い身体づくり

― 出力に耐えられる身体づくり ―
ケガは偶然ではなく、「出力に対する準備不足」から起こることがほとんどです。本章では、パフォーマンス向上とケガのリスクが表裏一体であることを整理し、安定性・モビリティ・段階的負荷という3つの柱から“耐えられる身体”の作り方を解説します。長く結果を出し続けたい選手に、必ず読んでほしい章です。
第6章
フィジカルトレーニングのよくある誤解

― その思い込みが、成長を止めている ―
「筋トレをすると遅くなる」「成長期は危険」「毎日やらないと意味がない」──こうした思い込みが、無意識のうちに成長のブレーキになっています。本章では、野球現場でよくある誤解を一つずつ整理し、正しい前提を再構築します。不安や迷いを取り除き、安心してフィジカルトレーニングに取り組みたい選手・保護者・指導者に読んでほしい章です。
第7章
最後に勝つためのメンタルトレーニング

― フィジカルが、心を支える ―
メンタルは気合で鍛えるものではありません。本章では、フィジカルの安定が自信と余裕を生み、結果としてメンタルが育つプロセスを整理します。準備の積み重ねが根拠ある自信をつくり、苦しい場面で踏ん張れる力につながる理由を解説。最後に勝つための“心の土台”を理解したい選手に読んでほしい章です。
